Hosei Erasmus Mundus Program Euro Pholosophy

Hosei Erasmus Mundus Program, Euro Pholosophy - Over the two academic years 2008-9 and 2009-10 at Hosei University, classes for the first semester of "Euro Philosophy", an EU Erasmus Mundus Master Program, have taken the form of one-month intensive lecture series. This is the first instance in Japan of administering such a large-scale intensive lecture series within the Erasmus Mundus Master Program.

syllabus

科学哲学(2012)

担当教員

アルノー・フランソワ、安孫子信、金森修、河野哲也

授業内容

※ シラバス詳細は、英語ページの仏文要綱をご覧ください。

授業教室

大学院棟702教室

講義タイトルと授業日程

アルノー・フランソワ:
「ベルクソン『創造的進化』における諸科学」
『創造的進化』が生物学からのみならず、物理学、数学、論理学からも汲み取り、組み入れている諸要素の検討を通して、ベルクソンが科学と哲学との関係をどう捉えていたのかを明らかにするとともに、それが20世紀のフランス哲学に、科学との関係で、どのような影響を及ぼしているかを検討する。
(メルロ=ポンティ、シモンドン、アトランが扱われる)。
  1. 4/03 [10:00-12:00]
  2. 4/04 [10:00-12:00]
  3. 4/05 [10:00-12:00]
  4. 4/06 [10:00-12:00]
  5. 4/10 [10:00-12:00]
  6. 4/11 [10:00-12:00]
安孫子信(3講義):
「科学の分類と哲学」
19世紀、大文字の科学(Science)が小文字の諸科学(sceinces)へと分化して以来、哲学は諸科学の関係づけをどこかでせずには成立しえなくなった。その関係づけには大きくは一元的な方向と多元的な方向が存しようが、どの方向を取るかによって、哲学そのもののあり方も根本的に決定されている様が確認される。3人の哲学者の場合を通じて、科学の分類がもつ哲学的意味の大きさを考えていきたい。
  1. 5/30 [16:00-18:00] オーギュスト・コントと科学の分類
  2. 5/31 [16:00-18:00] 西周と科学の分類
  3. 6/15 [16:00-18:00] ベルクソンと科学の分類
金森修(3講義):
「20世紀日本思想史のために」
20世紀の日本思想史紹介としては、やや変則的なものになる。特に最初の二回は多少とも京都学派と関係しながらも、その正統的中心からは若干逸れた系のような思想家、または問題系を紹介する。最初の回は、自身優れた生理学者として活躍した科学者が、同時に科学を宗教的実践として捉えるというその意味を掘り下げた橋田邦彦。二回目は戦中のインテリによる戦争協力として名高い「近代の超克」に自ら参加しながらも、その中で一種の違和感を表明した下村。その下村自身の学問構想のアウトラインもみる。三回目は戦後を代表する科学哲学者の一人、大森荘蔵の存在論をみる。
  1. 6/04 [16:00-18:00]  「橋田邦彦論」
  2. 6/05 [16:00-18:00]  「近代の超克と下村寅太郎」
  3. 6/11 [16:00-18:00]  「大森荘蔵論」
河野哲也(3講義):
「現象学と心の哲学」
かつて現象学と分析哲学は共通性のない研究を行っていたが、近年、より若い世代によって現象学と分析哲学的な心の哲学を架橋する試みが始まっている。経験を純粋に記述すると言われる現象学も、分析哲学の概念装置を無視しては展開できなくなり、分析哲学において決定的に欠落していた心の身体性や状況性についての議論は、むしろ現象学を取り込んだ認知科学において発展した。本講義では、身体性、拡張性、一人称性、心的表象の問題を取り上げて論じることにする。
  1. 6/13 [10:00-12:00] 「状況に埋められた認知、身体化された認知、拡張した心」
  2. 6/18 [10:00-12:00] 「一人称の自律性の問題」
  3. 6/20 [10:00-12:00] 「心的表象の問」
試験日:6/27[10:00-14:00]