Hosei Erasmus Mundus Program Euro Pholosophy

Hosei Erasmus Mundus Program, Euro Pholosophy - Over the two academic years 2008-9 and 2009-10 at Hosei University, classes for the first semester of "Euro Philosophy", an EU Erasmus Mundus Master Program, have taken the form of one-month intensive lecture series. This is the first instance in Japan of administering such a large-scale intensive lecture series within the Erasmus Mundus Master Program.

report

モンテベロ、ロドリゴ、ミケル (2010)

23日から大学院棟303教室で授業が始まりました。ヨーロッパからは、ピエール・モンテベロ、ピエール・ロドリゴ、ポール=アントワーヌ・ミケルの3名の教授が、法政プログラムの教員として来日しています。

モンテベロ教授の授業では自然の哲学が問題です。自然の科学的説明の背後には形而上学的な基礎が隠れているが、それがかならずしも十分に問い直されていない、という問題意識の下に、シモンドン、ニーチェ、ドゥルーズの自然の哲学が検討されています。それを通して目指されているのは、自然に対して新たな形而上学的理解を得ていくことです。

ロドリゴ教授は現象学の専門家です。授業では、現象学の提唱者フッサールの著作『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』を取り上げ、フッサールがこの著作で現象学をどう提示しているのか、その現象学によってどのような問題にどう対応しようとしているのかが示されています。そのことを通して目指されているのは、フッサール現象学の改めての根本的理解です。

ミケル教授の授業では、物理的なものと生命的なものとの関係が問題とされています。この問題意識の下で、ベルクソン、カンギレム、シモンドンの哲学が検討されています。このことを通しては、物理的なものと生命的なものの関係を越えて、科学と哲学の関係そのものの新たな解明が目指されています。

モンテベロ教授(左)、ロドリゴ教授(中)、ミケル教授(右)

授業中の303教室