Hosei Erasmus Mundus Program Euro Pholosophy

Hosei Erasmus Mundus Program, Euro Pholosophy - Over the two academic years 2008-9 and 2009-10 at Hosei University, classes for the first semester of "Euro Philosophy", an EU Erasmus Mundus Master Program, have taken the form of one-month intensive lecture series. This is the first instance in Japan of administering such a large-scale intensive lecture series within the Erasmus Mundus Master Program.

syllabus

2009年度 (b)現象学

担当教員

フローランス・ケマックス、村上靖彦、鈴木泉

授業内容

「現象学への二つのアプローチ」
ここでは現象学について二つのアプローチが展開される。(1)現代哲学史のアプローチでは、はじめに特にサルトルとメルロ=ポンティを通して、有限性と自由の関係について現象学がどのように考えたのかを示す。次にドゥルーズの「超越論的経験論」の理念を基点として、現象学(フッサール、ラントグレーベ、メルロ=ポンティ、サルトル)が差異哲学と対比される。(2)応用現象学のアプローチでは、現象学の資源(メルロ=ポンティ、フッサール)を精神病理学の探究のために動員する。同じテキスト・ソースの二つのありうべき読解から出発して、これら二つのアプローチは現象学的思考の豊穣さを描き出す。現代哲学の根本問題の錬成への貢献、臨床的分野での実質的な成果は、就中、現象学の現代における二つの用法を構成しているのだ。

授業教室

法政大学大学院棟803教室

授業日程と各回のタイトル

*以下、日付、授業時間、講師、授業タイトルの順に表記。

  1. 4/02(木) B(15:10-16:40) [ケマックス]
    有限性の問い:ダヴォス会義、フーコー『言葉と物』
  2. 4/03(金) A(11:10-12:40) [ケマックス]
    直観の問い:ベルクソン対フランス現象学
  3. 4/04(土) B(15:10-16:40) [ケマックス]
    超越論的意識、志向的意識、実存:サルトル、メルロ=ポンティとフッサールの現象学
  4. 4/07(火) A(11:10-12:40) [ケマックス]
    サルトルの哲学における否定的なものと自由の位格
  5. 4/08(水) A(11:10-12:40) [ケマックス]
    弁証法:必然性と自由:サルトルとメルロ=ポンティ
  6. 4/09(木) A(11:10-12:40) [ケマックス]
    有限性と自由、限界の思考
  7. 4/17(金) A(11:10-12:40) [村上]
    沈黙と想像身体のゼロ度:メルロ=ポンティ
  8. 4/18(土) A(11:10-12:40) [村上]
    身体のスタイルと創造性:メルロ=ポンティ
  9. 4/18(土) B(15:10-16:40) [村上]
    視線触発と超越論的テレパシー:フッサールと精神分析
  10. 4/21(火) A(11:10-12:40) [鈴木]
    ドゥルーズの「超越論的経験論」:『差異と反復』を中心に
  11. 4/23(木) B(15:10-16:40) [鈴木]
    『超越論的経験論』と現象学:ラントグレーベ、メルロ=ポンティ、ドゥルーズ
  12. 4/24(金) B(15:10-16:40) [鈴木]
    『超越論的経験論』と差異概念:ハイデガー、メルロ=ポンティ、ドゥルーズ

(全12回)